世界ランキングという仕組み

拮抗していると判別しにくい

ゴルフファンの人にとって、選手の実力を知るための目安として必ず利用するのがランキングだ。どの業界でもそうした順位付けは必然ともいうべきシステムとなっている、知るかぎりで順位付けをしない世界というものは大半が存在していないだろう。それは実力もさることながら、人気という場合もある。ものさしとする材料が異なっている場合もある、ただゴルフにおいては人気競技という面もあり、また容姿についてもてはやされることも最近は多くなってきている。よく聞くのが『ハニカミ王子』という言葉だ、明言する必要もないが石川 遼選手の事を指している。

ただ彼にしても誰にしても、そうしたニックネームというのはあくまで選手というよりは知名度を上げるためのタレント的な側面でしかない。そうして呼ばれているというだけで、ゴルフ競技の中で大成していくことは、ほぼ不可能だ。ゴルフも国民的競技とあってテレビに出演しているなどの活躍もあるが、実際の試合でキチンとプロスポーツプレイヤーとしての資質を発揮していなければ、古参のファンを納得させるといった事はできない。名前を売るという意味では恐らくどの競技の世界でもそう難しい話ではない、ただその時時に見せる実力とその場所にとどまり続けないで一歩先に向かおうとする向上心、それが求められる。スポーツの世界も少なからず年功序列の気概はあるが、例え年下であっても実力が上ならばいくらでもその先を目指せる。

とはいえど、実力を推し量るというのをするにしても素人目線からすれば分かりかねるときだっていくらでもある。特に実力が拮抗しているとどのくらい凄いのかと、あの人はココが凄いからあの選手よりも強いと、人によって評価するポイントはまちまちだ。そういう時こそ役立つのが常に変動し続けているランキングというものだ。

ゴルフの世界ランキング

今回はゴルフという競技の世界におけるランキングについて少し焦点を当てて話をしていくが、国内タイトルでも面白いと思いつつ毎日視聴している人はいくらでもいるだろう。ただやはり本命は海外で行われる試合で、世界でも有数のトップアスリートたちと日本人が対決する瞬間が一番盛り上がると考えている人もいるはずだ。そんな時、国内で活躍しているとある選手と、例えばアメリカにいる有名プレイヤーとでは、どちらが実力的に上なのかと知りたくなるものだ。そんな時はゴルフの世界で表示されているランキング『オフィシャルワールドゴルフランキング』で知ることが出来る。

このランキングは日本を始め、世界各地でプロゴルファーとして活躍している人たち全てが対象となっている公式ランキングだ。とはいえ、さすがに世界というものを基準としているためすべてのプレイヤーを対象としているわけではないためあれだが、まだ世界で活躍出来るだけの実力が伴っていない場合には国内専用のランキングを参照してもらいたい。

では簡単にOWGRについて説明すると、これはアメリカや英国はもちろん、日本を含めた世界6大陸を対象とした非常に大掛かりなランキングとなっている。先にも話したが、このランキングに参加している選手たちは名実ともに世界的な評価を受けている選手ばかりとなっており、ランキングの材料とする試合もゴルフを詳しく知らない人でも名前だけなら聞いたことがあるほどの試合を参照している。具体的にいうと、

  • フェデレーション加盟ツアー
  • 4大メジャートーナメント
  • アメリカ2部ツアー

といったものとなっている。とにかく、世界規模で対象となっている試合は全てランキングの対象とそんなふうに考えてこの際問題ないだろう。少し大雑把かもしれないが興味がある人ばかりでもないと思うのは、やはり道理だからだ。

日本国内のランキングの場合

ではもう少し狭義としてランキングの対象を薄くして見るため、日本国内でよく使用されているランキングについて話をしよう。もはや誰もが知るところだが、日本でそうした実力を示すために用いられているランキングの材料がツアーなどの試合で獲得した順位に基づく賞金の、その年の総額で順位が決められている『賞金王』というものだ。

これは単純な実力が伴っていなければ高順位を獲得することも出来ず、また名前を広げるためにも必要不可欠と言えるものとなっている。ただこれ以外にも日本でプロ選手を対象としているランキングが公式サイトにて公開されている。賞金というものだけに焦点を絞らず、それこそゴルフをしている上で発揮される実力を明確に示すものだろう。それこそ一つのゴルフ場をクリアするため、何打数で打ち込めたかというような形式だ。例としてあげると、

  • 平均ストローク
  • 平均パット
  • パーオン率

といった具合にだ。ココで先にあげた石川 遼選手についてだが、彼は2014年という年においては確かに活躍している方だが、それでもこうしたランキングの中で唯一上位3位以内にランクインしている『パーオン率』だけとなっている。これだけを見ればただ容姿だけで売れる競技ではないのは十分すぎるだろう。縦社会で形成されているというのもあるが、それだけまだまだ彼の実力がその他の選手たちと比べたら実力派これからつけていかなければならない、という面も見えてくる。

ゴルファーと世界ランク、そして実力