トーナメントの獲得ポイント

ツアーによっても色々と差がある

ゴルフのツアーにおいては毎年出場する選手もそうだが、ツアーそのものが毎年一定のレベルであるといった保障もなければ規定もない。そのため、その年のツアーレベルが昨年よりも高い時もあれば低い時もある。名門ツアーといえど、トッププレイヤーがあまり出場せず、且つOWGRの上位100位以内がそこまで出場していないといった具合に偶然がいくつも働いていたら、当然それまであまり活躍していなかった人でも上位にランクイン出来る。だが世界ランキング的な視点で考えればあまり公的な知名度向上といった、そういった効果があまり期待できない。

逆にこんなことも考えられる、その年にたまたま出場したツアーで出場する世界ランキングでも評されているほど活躍している上位100選手の内、半数以上が出場するとした場合には当然、優勝争いも苛烈となって試合そのもので勝つことが難しくなってしまう。しかしその分あらゆる名プレイヤーたちよりも好成績を記録できれば、それに伴っての優勝も箔が付くというもので、今後の選手生命はもちろんとして、実力や知名度の向上にも繋がっていくのだからある種一石二鳥だ。まず簡単とは言えないが、それだけの実力を持った選手たちと対等に渡り合っている姿は鮮烈に見える。

ただその分だけそうした有名なプレイヤーが大型タイトルだけに出場するといった事をしていれば、当然反動も出てきてしまい、出場したくても出来ない実力を持った選手たちには厳しい仕組みだ。そのために、世界ランキングとして実力を正確な力量で判定しなければならない。運営側としても全てを公平にしていなければならないというジレンマもあるが、何より全てのツアーに対して難易度というものを数値化する必要があるといったような、そんな問題も抱えている。

ポイントも大きく異なってくる

有名タイトルのツアーと言っても出場する選手でポイントが大きく異なってくる、そう話したが具体的にいうとどのくらいの差が生まれてしまうのか、またその差を決定的なものとするのは何と言ってもワールドイベントトレーディングポイントが一番大きく関係している。もちろんランキング上位10位以内にランクインしていれば、それだけ保有しているポイントが高い。例えば上位10名全員が出場したとした場合には、ワールドイベントトレーディングポイントとしておよそ『260Pt』という数字が出てくる。

そんな都合のいいことはないかもしれないが、出場して優勝圏内に食い込めるだけの成績を出せたら獲得できるポイントも非常に高くなる。この中でも一番ポイントが高いのは当然1位で、大きな差を引き起こしてる主原因の一つとなっている。ただこうしたランキングによるポイントでも、一番明確な線引がされているのは『6位以下』からはそこまで大きなポイント差が無い。

ランキングに参加している選手でもやはり高ランクに位置していなければ、ワールドイベントトレーディングポイントにはさほど大きな影響は無いだろうと言い切れてしまう。それはそれで問題はあると見なされているが、世界ランキングに参加している選手たちにとっては露骨なくらいに出場する試合を選り好みしているといった、そんなところもないとは言えたらどれだけいいか。こればっかりはどの試合に出場するかが大きくランキングを左右することになるだろう。

確認するのもかなりの手間を要する

こうしたランキングを見てもらえればかなりの手間を要することがよく分かる。出場する選手が異なってくるというだけで毎年ツアーによってポイントも異なり、毎年計算しなおさなくてはならないといった、そんなことを繰り返さなければいけないというのは運営側としてもかなり苦労を様子だろう。

だからこその世界ランキングといってしまえば聞こえは良い、ただその分計算も試合が終了した後に改めてズレがあればその都度修正していかなくてはならないというのだから、こうした面倒な作業を毎年していると考えれば、運営の仕事の多さという余計な部分に気を使いたくなってしまいそうだ。

ゴルファーと世界ランク、そして実力