実力に伴った賞金ランキング

一番重要視されているランキングといえば

世界ランキングにしても、女性専用の世界ランキングであっても、どちらとも関心を高く持っていなければならないものとなっている。ただそれ以上にランキングの中でもすべての選手が一番気にしているランキングは存在している。それはもはやあらゆる意味で一般的とも言える『賞金ランキング』だ。このランキング方法の計算はそれこそ、参加したトーナメントにおいて獲得できた賞金を計算していき、その合計額で上位を競い合うスポーツとなっている。もちろんだが優勝すれば賞金の桁も上がり、更にはそうした賞金が多ければ多いほど栄光として見なされている。

プロゴルファーの世界でも獲得した賞金の合計金額が多ければ多いほど名誉として見られ、さらに実力も優れていると評価されていた。選手としてきちんと実力があればそれ以上は何がどうなっても構わないとまで見られていたが、最近では獲得した賞金の総額ももちろん関係しているがそうした体制によって何かと不祥事が巻き起こってしまった世界の超がつくプレイヤーがトンでもない事態に巻き込まれてしまったという話も耳にしている。大スキャンダルともいったような事態にまで発展したが、まぁその話はおいておくとしてもだ。とにかく世界のゴルフプレイヤーに取ってはOWGRで世界ランク1位を取るよりも賞金王としての名誉を獲得することが一番の誇りであるという見方は今でも強い。

獲得している賞金

意識しているわけではないが、筆者はどうにもお金の問題に関しては非常に関心が高くなるようだ。別に悪いことではないだろう、お金とは少なからず興味関心を持っていなければ生活するために必要なもの、そういう意味では全く意識していない人はいないとは言えないものだ。

ゴルフの賞金については野球にしてもなににしてもそうだが、一般庶民視点からすれば到底想像もつかないような桁の数字が出てくる。例えば昨年2014年の結果だけ見ても、

  • 世界ツアー、男子賞金王:ローリー・マキロイ・$8,280,096(米国男子ツアー)
  • 日本ツアー、男子賞金王:小田 孔明・1億3,700万円
  • 世界ツアー、女子賞金王:スティーシー・ルイス・$2,539,039
  • 日本ツアー、女子賞金王;アン・ソンジュ・1億5,300万円

このようになっている。どの数字を見ても当然庶民には縁遠いものとなっているが、その分だけ投資という名の費用がかさんでいると思えば貰って当然の額なのかもしれない。

気になっている人もいると思うので追求しておくと、日本ツアーの女子プロでは19年ぶりに日本ツアーで優勝を決めたのはやはり韓国系の外国人だった。かれこれかなり久しぶりと言われている外国人の優勝は、19年ぶりの快挙であり、初の外国人制覇者とも言われているくらい有名な話だという。ゴルフファンならではの情報とも言えるが、最近の韓国などとの関係を考えれば素直に関心を示せない人もいるかもしれないのは、納得するしかない部分だろう。

ゴルフの賞金=高額な値段と思っている人も多いだろう、ただ歴史を紐解いていくとそうした華やかさが全面に押し出された競技ではなかったことが見えてくる。

タイガー・ウッズと賞金

男子ゴルフは女性ゴルフと違って古くから歴史も由緒もある競技として親しまれてきたが、賞金については1980年代に至ってはどんなに高くても100万ドル、最低でも50万ドルというほど今と比べると驚くほどに低かったというのだ。しかもこれは一回の試合ではなく、年間の試合総出場の合計金額というのだからなおのこと驚きだ。どうして低かったのかと考えると、時代的な意味でしている人も少なく、まだまだ世界的といった知名度を獲得していなかったから、という面もあるかも知れない。

そんなゴルフの賞金事情に革命が巻き起こったのは、1996年のタイガー・ウッズ選手が本格的にプロ転向した際に大きく変革がもたらされた。その後2004年頃には年間賞金総額も1,000万ドルを超えることも珍しくなくなったという。今と比べても分かるように、その数字は20倍~40倍にまで上がったと言われている。

ゴルファーと世界ランク、そして実力